アフリカツメガエルの調査

2016年07月25日
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7月23日に公園内の田んぼや溜め池でアフリカツメガエルの繁殖の有無の調査をしました。

アフリカツメガエルは、名前の通りアフリカ原産の爪があるカエル。
元々は生物学の実験用に輸入され、今はペットにする方も居ます。

基礎生物学研究所のアフリカツメガエルのページ↓
http://www.nibb.ac.jp/webmag/life/lab-living/2012/xenopus.html

何でも食べて寒さに強い丈夫なカエルなので、
逃げ出したり、人為的に放したりすると爆発的に増えます

その結果、食べ物と居場所を奪われた在来の生き物は
絶滅のピンチになります。
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そういう「居ては困る」アフリカツメガエルが、昨年夏か
こどもの森公園の田や溜め池で見つかっています。

罠で捕獲して300匹以上を駆除しましたが、気になるの
公園内で繁殖しているのか、していないのか?

カエルしか見つからない=繁殖していない
→カエルを捕らえれば早めに居なくなる

オタマジャクシが見つかる=繁殖している
→カエルを捕らえても居なくなるまで時間がかかる→ヤバ

オタマジャクシが居たとしても罠にはかかりません。
そこで水中を目の細かい網で掬い取り、
オタマが居るか居ないかを調査をしました。
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ヤマビル対策をして田んぼに集合
長靴基本、できれば胴長推奨。
タウンニュースさんの取材が入って士気が上がります!

田んぼの中や、溜め池の底を網ですくって中身を確認。
10人ほどで1時間余り網ですくいましたが
アフリカツメガエルのオタマジャクシは居ませんでした。
つまり
繁殖していないと推定できました。
とりあえず良かったです。

とはいえ、今日も若いアフリカツメガエルが罠にかかりました。

それと、一番恐れているアメリカザリガニの侵入を見張るために
引き続き罠と見回りは続けていきます。
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引き続き、網にかかった生き物の観察会。
ギンヤンマはじめ各種ヤゴが大量。ホトケドジョウも増えました。
私が気になったのは、オールみたいな脚のマツモムシ。
「さっき刺された。痛かった。」
とがった口から消化液を出して、生物を溶かしつつ飲みます。
だから「刺されると痛い」。
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かわいいミズオオバコも咲いていました。
下の田んぼの道から見えるところです。
田の雑草ですが「綺麗だから許す」。
農薬(除草剤)を使わないので、田には雑草のコナギがいっぱいです。
「昔の田んぼはさ~、こんな感じだったよ。」と先輩方。
いやいや、草取りしましょうか・・・・でも、すごく大変そうです。