明治大学のミズニラ調査

2016年08月10日

こどもの森内の田んぼには「ミズニラ」が生育しています。
細い葉っぱが韮(ニラ)に似ているので「ミズニラ」。
地味な植物ですが、絶滅危惧種のシダ類です。

こどもの森のミズニラは公園を開発する前から
湿地のアシ原の中に僅かにありました。
里の田んぼにも、昔は生育していたと思われますが、
農薬の大量使用時代に水質が変化、消滅しました。
幸い谷戸(現公園)の田んぼは農薬が大量に使用される
時代前に放棄され、アシ原に遷移したため
ミズニラ、ミズオオバコなど残っていたと考えられます。
しかし、アシ原は日照が地上まで届かず、ミズニラは
貧弱な個体ばかりで最低限の繁殖だったようです。

再開発された田んぼには、日照やため池の水が豊富に供給され、
農薬の散布もなく、生育制限が無くなりました。
ミズニラは好きな場所にいきいきと出現しています。

明治大の学生さんの調査・研究は、
水質、土壌、日照の調査をすることで、
ミズニラが生育でき、保全の最適環境を求めるものです。
調査する学生さんを見かけたら、応援してくださいね。

昔ながらの雑草が生え、無数のトンボが飛び交う田んぼ。
稲の穂も出始めました。
タイムカプセルに保存されていた「田んぼ」を
見にいらしてください。